私は、バドミントンというスポーツに対して、体力だけではなく頭脳も必要なスポーツだと勝手に思っています。


私は、高校時代の体育の授業で、よくバドミントンをしていたのですが、そのときにそれを痛感したのでした。


 それはどうしてかというと、速いスピードのスマッシュを打ったり、拾うのが難しいところを返したり、長くラリーをしていても衰えないスタミナだったりなどの運動神経の部分はもちろん大切ですが、どうやったら相手が返しづらいのか?


を考えることも重要だと私は思ったからです。


 そのときに私が使っていたのは、ラケットを少し遅らせて打つ時間差攻撃ですとか、少し打つときに余計な動作を入れてみるフェイント攻撃ですとか、少し姑息な技ではありますが、それをすると相手はタイミングを狂わされてしまい、とてもプレイがしづらそうでした。


 あくまで体育の授業でしたので、そこまできっちりやる必要もないのかなと思っていたので、そういったちょっと変則的な動きを取り入れるのもおもしろいと考えていたのです。


 しかし、この方法をすると、私自身も結構疲れてしまうので、あまり実践的ではなかったと今では思っています。


高校生の頃ですので、そこはあまり深く考えずにプレイしていたのが、今となっては良い思い出です。